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2013年1月 2日 (水)

2013年はルネ・エルスのお勉強から

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明けましておめでとうございます。本年も暇を見ておじさん視点的プチ趣味ネタを徒然なるままに書き留めておこうと思います。といっても最近は店のお守りに手いっぱいで、趣味系はなかなか。久々に惹かれる本を見つけて、お正月はつかの間のタイムスリップとね。

 
  
 

枻出版社さんの今どきランドナームック雑誌「旅する自転車の本 vol.4」(税込1575円)です。経堂のコルティの本屋さんでGET。7月に発売されていたようですが、まあ年に一冊程度の出版ペースのようですので良しとしましょう。vol.2のスポルティーフ特集は以前に拙ブログでも取り上げましたが、あれからもう二年くらいたっているわけで、のんびりと付き合うにはうってつけの雑誌ですね。

 
  

ルネ・エルス(昔はルネルスと言ってたような・・・)といえば、どうでしょう、今50代くらいの少年~青年期に自転車にハマった方なら、当時の雑誌だのその道の先輩だの自転車屋さんだのから、「神自転車」「神ショップ」として刷り込まれてきたはずです。ただ同時に80年代半ばには「閉店」ともなってしまったわけで、その後の日本でのランドナー系自転車衰退期とも重なり、実車を見る機会は自分の記憶でもそうはなかったと思います。名古屋の「Kサイクル」の2階に1台あったかなどうだったかなとか、どこで見たかは本当にうろ覚えですが、例のオリジナルパーツは写真で見た以上に魅力的に感じたことを覚えてはいます。

 
 

でまあ、なんで今頃「ルネ・エルス」なんてぇ大昔のネタで本を作れちゃうのかななんて冷静に考えると不思議なんですが、確かに現に自分も引っかかって買ってしまったわけですし、数年前から一部で叫ばれているランドナー人気の復活も、じみ~に続いているという事なんでしょうね。同時に、そういうコア読者狙いとはいえ、「特集を組んである程度の部数を見込めるブランド」となると、確かにルネ・エルスくらいなものなのかもしれませんね。サンジェあたりでもきついかな。

  
 

内容には、かなり満足度高しでした!ただのブランド&車両個体の紹介にとどまらず、様々なアプローチである程度「科学的?」に「名車」と呼ばれる理由解明を試みます。まあ、結論は「数値や精度を超えた良さを持つ」という、予定調和に行きつくようですが、一通りの解析努力をした上ですのでそれなりに十分な説得力を感じました。また、取り上げられた何台かの実車についても、それぞれ確かに見事に「美的」であり、しかも今見てもほとんど古さを感じさせないどころか、ある部分では斬新でさえあることに改めて驚かされました。自転車系の知識のほとんどないうちの奥さんでも、写真をチラ見して、綺麗な自転車ね、と言ってましたのでね。やはり普遍的な美しさとオーラを持っているんだなとも思いました。また、ルネ・エルスこそ日本のランドナー系スポーツ車の「原器」でもあるという事で、そう考えれば確かにこれを分析し理解することは、過去を振り返るだけでなく未来の自転車を考えるスタート点にもなるんでしょうね。


 
 

第2特集は新車旧車取り混ぜてのランドナー系自転車レストア&カスタム実践記で、これもとっても楽しく読ませて頂きましたが、エルスの事が「基礎課程」とするとまさにそれを踏まえた様々なアプローチ&トライと言う流れに納得でした。さらに「アメリカのツーリング車」特集も興味深かったですね。日本車以上に自由な発想とトラディショナルの融合具合が見事です。次世代のランドナー(的な自転車)はどうなって行くのか、そのヒントがたくさん詰まっている感じがしましたし、そういう新事象に対する雑誌編集の姿勢も、益々柔軟積極的になっている感じがしてここにも好感度高しです。これからも楽しい企画を期待ですね。まあ、年一の楽しみとしてのんびり待ちますがね。

 
 
 

自分の自転車はクイックエースベースとはいえアップハンドルだの700Cだのアナトミカだのと、およそオリジナルの気高い設計思想に反する代物になってはいますが、自分の現在の使い方や道路状況、美的感覚(笑)などに合わせた自己反映カスタムという事でもあります。今もしもお金があったらどんな自転車を作るかと時々妄想しますがね、確かに若い時買えなかったような高級&マニアックなオールドパーツと特殊工作満載の昔風ランドナーとかスポルティーフもいいなとは思います。でも最近はだんだんとね、どうせなら電アシとかアップハンドルとかハイテク&極楽装備満載でしかも趣味性の高いデザインをキープした斬新なものを作ってみたいと思うようになりました(ランドナーとは呼べないかもしれませんが)。で、旧車趣味の満足用については中途半端な旧車もどきを高い金出して作るくらいなら、その金で「本物」を買った方がいいなと考えたりね。だって今回の「ルネ・エルス」の記事なんかを読んでしまったら、とてもそれを超えるような「旧車風」なんて作れっこないと思っちゃいますからね。まあ、先立つものが全くございませんので、あくまでも妄想ですがね。

   
  
 
 

にしても、今はアメリカのビルダーさんが「ルネ・エルス」の商標を持っているという記事には驚きましたが、それ以上に「あのチェーンリング&クランク」が、今の技術と仕様でよみがえり、しかも「パーツ単品として買える(もちろんかなり高価ですが)」というのがね、インパクトありましたね!スギノの「ルネパターン」を後生大事に使っている身としてはね。でもこれ使って自転車作るとまさに「旧車風」・・・う~ん、また妄想が暴走しそう(汗)

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