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2010年12月25日 (土)

「旅する自転車の本 vol.2 快走ツーリング車スポルティーフが欲しい!」 モノ目線なら納得の一冊

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先日の「CYCLO TOURIST」誌に続いて、また買っちゃいました。実はここ2年近く、自転車雑誌はほとんど買ってなかったのですが、これら自分の欲しい情報が凝縮されたような雑誌には、少々高くてもやはり触手が動いてしまいます。

  
 

「自転車生活」や「ロードバイク ライフ」でおなじみの枻(えい)出版社さんの、一応vol.2ですからシリーズものなんでしょうけど、次号予告など一切ない、雑誌よりはムック本?な、けっこう作り手側目線の編集の本です。「自転車生活」はクイックエースリフォームの頃に暫く続けて読んでいましたが、まあ専門誌にはありがちとおもいますが1年も読むと大体もういいや、という感じになってきて、しばらくご無沙汰していました。タイトル通り内容が比較的旅行記中心で、しかも輪行ネタばかりという印象でしたので、もう少し「モノ目線」の情報を求めていた当時の自分としては、少しばかりターゲットから外れていたのかもしれません。かといって某ライバル誌(?)は少々対象年齢が低い印象で、大人目線の「自転車とパーツ」を中心に据えた雑誌は意外とないのが実情でした。

  
 

先日紹介した「CYCLO TOURIST 旅と自転車 vol.1」誌(良く似たタイトルだねこりゃ・・・)は、そのあたりの自分ニーズにかなりストライクだったのですが、今回の「旅する自転車の本 vol.2 快走ツーリング車スポルティーフが欲しい!」はさらにモノ目線が強く、現在雑誌から得られるランドナー系情報としては最強ではないかとおもいました。

  
 

実はvol.1のときから気になってはいたのですが、1はなぜか思ったほど心に響かなかった記憶があります(買っていません)。このvol.2はスポルティーフ特集ということもあり、今の自分の自転車趣向性により合っているのと、「CYCLO TOURIST vol.1」では少し気になったランドナー将来像への提言の弱さに対し、より積極的に取り組んでいることも好印象でした。今さらビンテージパーツで組んだ自転車の自慢話より、それは当時の名車やパーツの紹介に託して、現代のパーツや、将来の発展イメージをバランスよく見せてくれる、そんな姿勢がvol.1の時より明確になっているように感じました。

 
  

とはいえ、やはり純粋にデザイン的なバランスからいえば、ランドナー系は細いクロモリフレームなら繊細でスマートなオールドパーツのほうが似合うのも真理。今時の太いクランクやごつい量感のRディレーラーでは確かに「趣味性」は不足しますねぇ。でも「昔は良かった」では裾野は広がらないわけで。先進の機能と最高レベルの性能をあわせ持ちつつ、珠玉のビンテージパーツに負けない美しさを持ったランドナー用パーツの出現と充実を切望しますが、そのためにはまず「ランドナーの復権」が前提でしょうから、これはニワトリタマゴですかね。これら2誌のような、質の高い本がもっともっと読まれるようになることも大切なのでしょう。各誌編集の皆さん、どうかよろしくお願いいたします!

  
 

いずれにしても、素敵な本が立て続けに手に入ってニコニコです(杉浦茂風)。おじさん自転車乗りには、良い風が吹いてきたのかな?

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