“50代の落書き”「フィフティズ・グラフィティ」のコンセプト

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2010年9月11日 (土)

サンプレ・プレステージのトラブルシューティングとヤフオク落札

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盆休みの100kmポタリングの頃から、どうもまた4段目(サンツアーパーフェクト5段14~28歯の24歯)のかかりが悪くなった気がして、チェックしてみるとサンプレのエンド側テンションスプリングの効きが落ちている模様。調整しようとしたらいよいよおかしくなって・・・

  
 

クイックエースのトーエイ製スタンダードフレームは、アルプス社の設計思想からRエンドはサンプレックスのRD専用のトーエイオリジナルストレートドロップアウトエンドが標準となっています。ところでサンプレのRDは、ご存知の方は多いと思いますがプレスのロードエンドに取り付けるブラケット付き(画像のタイプ)と、代わりにサンプレックス製の専用エンドに取り付ける小さな金具のついた、いわゆる「直付け」タイプの2種類があります。ところがアルプス/トーエイ式のエンド(取り付け部の形状自体はブラケットタイプに近い)に取り付ける場合はエンド自体がそれら金具の役をはたしますので、ブラケットタイプではブラケットを外した状態、直付けタイプでは(おそらく)直付け用の爪のような金具を外した状態で取り付けることになります。(追記:直付けタイプの取り付け可否と手順は未確認・・・)

  
 

自分のクイックエースは、そんなわけでハナっからブラケットなどがない状態で取り付けられていましたので、実は最近まで取り付け金具のタイプが前述の2種類あるということを知りませんでした(今までスペアとして購入したものはすべてブラケット付きのタイプ)。サンプレRD はダブルテンションですが、その金具が付いている市販状態ではプリテンションを利かせた状態で販売されており、金具ごとそのまま取り付ければテンション調整は不要(のはず)です。ところがクイックエースのような、金具を外した状態でエンドに組みつけるタイプの場合では、組み換えのたびにテンション調整が必要になります。

  
 

この調整具合が難しく、購入時からずっと悩みの種でしたので、ネットで賢い調整法を何度も検索してみたのですがどうも記事が見あたらない。皆さんどうされているのかと不思議だったのですが、何のことはない、通常は不要な作業だったわけです。記事があるわけがありませんね。

 
 

で、あてずっぽうでやってきたので、トラブルが起きるわけです。原因は、テンションを上げようと締めすぎると、中のコイルスプリングの本体側取り付け部が引っ張られすぎて外れて、本体の内側をえぐるように削ってしまうことによるものでした。こうなるとスプリングのはめ合いが甘くなって、はめなおしても次からは簡単に外れてしまい、さらに内壁を削って事態がどんどん深刻化・・・というわけです。そんなことを30年間知らなかった(解明できなかった)わけです。

  
 

ようやく今回状況を理解しましたので、本体側のテンションスプリング取り付け穴を何度もドリルで開けなおし、ようやく外れない位置を見つけて組みなおしました。今日時点まだ試運転していませんが、おそらく大丈夫でしょう。でもこれ、おそらく本体がアルミのSLJ系ならおきない問題とは思いますね。さすがのデルリンも、削り系の入力には弱いようです。

  
  

とはいえなかなかうまい事修理できず不安だったので、ヤフオクでスペアになりそうなプレステージを探したところ、本当に格安で新品!!!が出ていました。さっそく入札。お一方少し競りましたが、割とあっさりビックリ安価にて落札・入手できました!それが画像のものね。とっても程度の良い、ディテールからして70年代前半型とおもいます。

  
 

幸い修理ができて、落札品は当分スペアとして観賞用で楽しむことになりそうです。当面は修理した「あしながおじさん」(昨年入手のロングゲージタイプ)のままでなんとか行けそうですがね。本当に納得できるようなフリーとプーリーの隙間関係に調整するのは至難の業のようで。テンションの強さをある程度で妥協しないとまたスプリングが外れて・・・となるのが怖いですね。ロングゲージ云々以前に、縦型ディレーラーと28枚などの大径フリーの相性は決して良くない、という根本的な問題を頭に入れながらお付き合いすることが必要なようです。ちなみにサンプレの場合、ポン付け状態では横から見て本体が直立よりも後ろに傾くはずです。チェーンを適切な駒数で取り付け、フロントのハイローの歯数差にもよりますがフロントがローギヤのときに直立かほんの気持ち後傾くらいになるようにしておかないと、特にフリーのロー側が大歯数(26以上かな?)の場合はフリーとプーリーの歯の間隔が詰まりすぎてスムーズに変速できなかったりプーリーを傷めたりするようです。最近の横型(スラントパンタ+ダブルテンション)では常に理想的な間隔に自動調整されて問題ないはずですが、縦型は構造的に理想的な位置取りはそもそもできないようです。その分は調整に技量がいるわけですね。

  
  

古い設計の部品とのお付き合いは、情報も少ないのである程度は失敗という授業料が必要ではありますが、問題を乗り越えるには根気と観察と工夫が何よりも必要なようです。それでもね、アマチュアのDIYレベルの工夫で何とかなるところが、やめられないというか楽しいところでもありますのでね。

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コメント

はじめまして、acceccと申します。
私もアルプス(クイックエース?)に乗っています。
ひょんなことから、ほったらかしのランドナーをオーバーホールしてもらい、また、40年ぶりに乗り始めました。
最初はフラフラと危なっかしかったですが、10分も乗れば昔取った杵柄ではありませんが、ナントカ様になってきました。
実は、ここにたどり着いたのも、リアディレイラがトップに入らないので交換をしようと探していたからです。オーバーホールしていただいた自転車屋さんからトップに入らないといわれて、「トップを使うことはないから問題ない」と気にしていなかったのですが、輪行する時に後輪が外しにくく、出来れば交換したいと思った次第です。
ところが、プレステージでいいだろうと思っていたのですが、爪がついているので、プレステージにも世代があるのかな〜と悩んでいました。
いまとなってほ商品情報もないので、おかげさまで、爪は取ることができるということがわかりました。
Webで探してみようと思います。
また、お問い合わせさせていただくかもしれませんが、よろしくお願いします。

acceccさん、ブログ管理人です。初めまして。コメントありがとうございます!同好の志からのご連絡、とてもうれしいです!以下、老婆心です・・・
サンプレの調整は、特にQAのようなブラケットを外して取り付けるタイプでは、テンションの調整が非常に微妙なので交換は細心の注意を払われることをお勧めします。ブラケットについた状態でのテンションの感覚を良く覚えておくと良いのかもしれません。取り付け時にテンションを上げすぎるとばねが外れて本体内部を傷つけ、下手をすると再起不能にすらなります・・・またトップに入らないとの事ですが、原因としてはサンプレ本体のガタ、ケージ部(プーリーガイド)が内側に曲がっている、フレームの取り付け部が内側に曲がっている、チェーンラインが出ていないなどが考えられます。新品購入前に一度ご確認くださいね。

管理人さん
コメントありがとうございます。
多分、放ったらかし(軒下に10年以上)でしたので、ディレイラーが動作したこと自体奇跡だったのではないでしょうか。
新品?があるとの情報があり、交換を検討しています。
本日も近場を流してきましたが、トップの必要性は全然感じませんでした。
それよりも、ダートを3kmくらいですが、走れたのが嬉しかったです。
来週、千葉で泊りがけの仲間の集まりがありますが、輪行して翌日一人で近くを回る予定です。

ティオと申します。始めまして。いつもはみんカラというSNSにブログを書いています。
たまたまサンプレを私も使っていてスペアに入手したプレステージが全く同じ現象でバネで樹脂が削れてしまってテンションがかからないので180度逆側に穴を開けなおして修理しました。いやぁ同じことをされてる方がいらしてびっくりするやらです。
私も50代半ばですが週末はほとんど自転車に乗るようにしています。
ここに私のサンプレのブログがあります。コメントは登録しないと出来ませんが見ることは出来ると思いますのでよろしかったら。勝手なコメントご容赦下さい。
http://minkara.carview.co.jp/userid/509449/blog/25093782/

ティオさん、初めまして、ブログ管理人です。コメントありがとうございます!RES遅くなり申し訳ありません!
いやあ、同じ悩みをお持ちの方がいらっしゃったんですね!でもサラッと解決されたようで、素晴らしいです!当方は穴開け直しに至るまでの原因究明と対策実行まで相当長い時間を必要としました・・・
当方のQAは先日ハンドルをアップに交換して、ますますお散歩度を増している体たらくですが、これからものんびりと長く付き合ってゆこうと思っています。フロントはまさにサンプレのスライドタイプです。きちんと調整するとなかなかスムーズですし、風情があって良いですよ!

あこがれていたサンプレを入手し、取り付けるようとしましたが、どのような角度で収めればよいのかわからず、ネットで検索しました。私もアルプスにあこがれていたものです。取付時の注意事項等あれば、アップください。

KADOさん、コメントありがとうございます。ブログ管理人です!当方サンプレといっても「プレステージをTOEIサンプレ専用ストレートドロップアウトタイプのプレスエンドにブラケットタイプからブラケットを外した状態での取り付け」という条件でしか経験がありません。同様の仕様でしたら、「ブラケットを外す前のテンションの強さを覚えておいて、同等になるように調整してください」としか言いようがありません。強すぎればデルリンならケース内側を削ってしまうし、弱すぎるとテンションを取れません。正しい強さなら、チェーンをつけない状態で全体が少し後ろ側に引かれて傾いているはずです。うまく言えませんが(汗)適度にばねの反力を感じる、というイメージです・・・元が直付け用(小さい金具が最初からついている)でしたらそのまま取り付ければ自動的にベストのテンションになるはずです。

戻りが悪いため、テンションボルトをいじっていたところ、バネのグリスが固決していたため、ばらして調整しました。また、マファックの赤スペサーを入れてみました。上手く作動しています。今度は、プリー側のテンションがいまいちです。古いパーツはばらせるところが良いですね。

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