“50代の落書き”「フィフティズ・グラフィティ」のコンセプト

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2009年6月21日 (日)

PFM「Photos of Ghosts(幻の映像)」は、ほとんど奇跡!

090621pfm1PFM、正式にはPremiata Forneria Marconi(プレミアータ・フォルネリア・マルコーニと読むと解説に書いてある!たしかパン屋の名前だそうな)というながったらしい名前の伊太利亜のバンドについては、プログレに詳しい人ならある程度ご存じかとおもいます。ただ、デビュー当時の1973年ごろの知名度はというと、ほとんどなかったとおもいますよ。

  
  
  
  

これもファーストコンタクトは中学時代に近所のレコード屋でした。当然、このバンドについての予備知識はありませんから、ジャケ買いしたわけですね。しかし今からおもえば、イエスのロジャーディーン様の(まあ当時は名前知りませんでしたけど・・・)ジャケットなどをさしおいて、よくこれを買おうと決心したものです。中身まったく知らないのに。

  
  

090621pfm3 でもこのアルバムのカバーアートだってなかなかのものでした。クリームとセピア調の抑えた色合いの、点描で描かれた上品な、それでいてどこか不思議な雰囲気のイラストが、「幻の映像」というタイトルと見事にひびきあって強く心にうったえてきたのですね。もちろんタスキ帯にもいろいろと書いてあったのでしょうけど、ほとんどジャケットの美しさに賭けて、決めてしまいました。

 
   
  

で、家に帰ってさっそく針をおとしてみた(古い表現だねまったく)わけですが、1曲目の「River of Life(人生は川のようなもの)」のイントロの生ギターが始まった瞬間から、ほんとうにその瞬間からこのアルバムのとりこになってしまいました!それまでのほんのわずかな音楽的知識からでも、クラッシック、とくにバロック系を下敷きにしたような音作りは理解できました。ただそれがけっして鼻につかず、むしろどこまでも甘く優しく切なく、それまで体験したことがないくらい美しい独自の音楽世界に感じさせてくれました。結果、自分にとってこのアルバムとの出会いはなかば奇跡のような出会いであったなとおもいますね。ジャケ買い万歳!

  
  
  

090621pfm2 2~3年前に例によってCD版を入手し、例によってi-PODとロックフォードフォスゲートで聞いています。今聞きなおしても、そして何回聞いても、最初におそるおそる針をおとしたあの時の感動が、つねに新鮮によみがえってきます。人生をつうじての、「お気に入り」の1枚になってゆくとおもいます。

   
  
  
  
  

ところが不思議なもので、PFMはこのあと世界デビュー2枚目の「甦る世界」、3枚目の「チョコレートキング」と買ったのですが、音楽性が大きく変わったこともあり、ほとんど魅力を感じなくなってしまいました。まあ、ほかのアーティストにもよくあることですが、PFMに関してはとくに残念に感じるのは、やはり「幻の映像」が、幻というにはあまりにも強い印象を残したせいだとおもいます。

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