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2009年5月 8日 (金)

シャーロック・ホームズの功績

090505sh1「シャーロック・ホームズ」は小学校の頃、図書館で子供向け推理小説シリーズとしていくつかの話を読んだのが最初だと思います。

怪盗紳士「アルセーヌ・ルパン」も同じシリーズで読んだのですが、ご存知の方も多いと思いますがこれにホームズが登場する話があります。(一応、たしかエルロック・ショルメズとか名前を変えられていましたが、まるわかりです。)

もちろんルパンが主役のシリーズで、しかもフランス人がイギリス人を描いてるのですからホームズはだいぶ分が悪い役回りでした。考えてみると、これが「贋作ホームズ」との最初の出会いでしたね。

「聖典」(原作を、マニアはこう呼びます)全60話を読破したのは中学から高校にかけてでした。Wikiにはなぜか載ってませんが角川文庫版の「生還」「回想」をはじめ、定番の新潮版と創元版と、たまたま本屋にあったものをばらばらに買って読みました。


すべて読んでしまうと、もっとないのかと思い始めるわけで、ここでパロディ作家のワナに見事にはまってしまいました。

ホームズ物は、知る人ぞ知る、実に多くの贋作やパロディが世界中の作家から発表されています。しかも堂々と!だいたい、贋作が大手を振ってまかり通っている小説なんて、なかなかないですよね。

以来けっこういろいろ贋作ホームズを読んだと思いますが、メジャーな雑誌社の文庫本で出版された物ばかりですので、その道に詳しい方なら特に珍しいというものはありません。


この「シャーロック・ホームズの功績」(ハヤカワミステリ刊)は、コナン・ドイルの息子アドリアン・コナン・ドイルと有名なジョン・ディクスン・カーがコンビを組んで書いたということで、「血縁」関係のしっかりした
「正統的な贋作」
というところが一番の売りです。本当は後継者になりたかったのでしょうか。しかし内容的には親父様にとてもかなわないレベルですね。12作中、後半はカーが一人で書いたようで、息子は途中で挫折したのでしょうか?

  
 

ただ、時代の雰囲気、原作の雰囲気はよくとらえており、個人的にはけっこう好きな一冊です。とくに最終話のエンディングの部分は、ぐっとくるものがあります。機会があったら、一度読んでみて下さい。できれば「聖典」を読破したあとで・・・

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